まゆみの日記

本当の私の記録

精神が健全に育たなかった人の生き方

私の個人的な体験に基づくゆるい話です。

専門家でも何でもないので、軽く読み流してください(^^) 

 

いつもと似たような話を角度を変えただけです。

誰も読んでないと思って自由に書いてます。

 

 

私が安定的に精神面のコントロールができるようになったのは近年、30歳を超えてからです。

 

10代の頃から、いわゆるパーソナリティ障害の傾向がとても強く、感情のコントロールもきかず、人間関係も破綻していました。

公の場で突然わめき散らしたり、うっかり肩がぶつかった相手を殴ってしまったり、でも、自分自身がおかしいとは気付けません。

家庭環境と体質的な問題が、そもそもの発端でした。

 

20代の頃は若さもあって、メチャクチャでした。

過去のブログの通りです。

 

 

私が自分をコントロールできるようになったのは、自分の感情が分かるようになってからです。

 

当たり前な人には不思議なことだと思いますが、私は自分が怒っているのか、嬉しいのか…とか、よく分かりませんでした。

自分が何が好きで、何が嫌なのかも分からず生きてました。

 

もっと言うと、自分は誰なのかも分からず人格も分裂していました。でも、自覚がないのです。

 

 

私は30歳を越えるまで、本当の「自分自身」というものが存在しませんでした。

 

 

自分自身のことが分からなければ、他人のことを正確に理解できません。いつも歪んだ判断基準で物事を見ていました。

 

ですので、トラブルを起こすことも大変多く、精神的に不幸な人だったと思います。笑

 

 

私が自分自身の存在に気付き、本当の自分の人生を歩めるようになったのは、多くの人が手を貸してくれたからです。

 

このままでは生きていけないと自覚し、何一つ諦めなかったことも今の結果につながりました。

 

 

過去の私のような人間にとって、死なない程度のドン底に落ちることは幸運です。

 

 

これ以上のドン底は無いくらいの悲劇的な状況に陥れば、私のような精神的に盲目でどうにもならない人間も変化するしかないと気付きます。

悪い方へ変化する可能性もありましたが、私は前の夫との約束があったので、健全な方向へ変化することができました。

 

当時は反社会的な人達が周りに多く、悪い薬も身近で蔓延していたので、全ての人間関係を捨てて遠くへ逃げたことも良かったです。

 

今は逃げた先で10年ほど住んでいます。ここが私の故郷のようなものです。

 

 

この地で、人間として健全な精神を持つために格闘しました。

 

過去のブログのとおり、性風俗で生計を立てながら、起業のために勉強しまくりました。

 

その中で出会った成功哲学は、健康にも繋がっており、大変役に立ちました。

今では起業した夫を精神的に支えるために役立っています。

 

起業のために勉強している中で、心理学やコミュニケーション方法、カウンセリングやコーチング、セラピーなども学びました。

これだけ学ぶ機会を得られたのは、病弱ながら性風俗での収入が多かったおかげです。

 

 

私が本格的に自分自身を保てるようになったのは、今の夫と出会ってからです。

 

夫はごく普通に生きてきて、精神的にとても安定した人です。親族同士も仲良く交流し、古くからの友達も多く、裏表のない思いやりのある人です。

 

夫と一緒に過ごすことで、自分自身の問題とゆっくり丁寧に向き合い、対処法を見つけられるようになりました。

 

 

私は子供の頃から長い間、精神的に孤独でした。

 

今も、大人の頭脳と、幼い子どもの精神で生きています。

大人の振りはできても精神力は子どもですから、 精神的な困難は日常的に多いです。

自分自身の子守をしながら生活しているような気がします。

 

 

こんな自分自身を受け入れて好きになって誇りを持てるようになったのは近年です。

 

 

テレビなどで精神的な問題を抱える人が起こした凶悪事件を見るたび、複雑な気持ちになります。

 

私の場合は、自分自身の歪んだ精神を自覚して、自分自身が事件を起こしてしまわないか、おびえて生きてきました。

 

 

この世で一番恐ろしいのは、得体の知れない自分自身でした。

 

 

私のような人間でも、昔から人が大好きでした。

人の役に立ちたいと思い、起業を志し、必死に勉強したのです。

 

なのに、自分自身の精神がおかしいのです。

 

誰も傷つけたく無いのです。なのに傷つけてしまって、心がボロボロになっておかしくなっていきます。

 

うまく人と付き合えず、孤独を抱え、生きることをやめたくなります。

 

 

誤解のないように書いておきますが、精神に問題を抱えるほとんどの人は、驚くほど優しく、愛情深い人が多いです。

人に危害を加えてしまうような人は極々一部で、それは健康な人が事件を起こすことがあるのと同じことです。

 

 

私は体調の悪化で精神状態が悪くなると引きこもります。

被害妄想が強くなるので、正常な反応ができないからです。

被害妄想で物事を判断すると必ず悪い方向へ行きます。妄想は現実が引き金になりますが、現実とは関係ないのです。

 

夫は私の被害妄想を簡単に見抜いて修正してくれます。

おかげで、近年は被害妄想に負けることは無いのですが、精神的負担が大きいので、自分自身のために引きこもることが最善だと考え、今もそうしています。

体調が良くなれば、自然と被害妄想は消えるので、再び社会の中にもどります。

 

被害妄想だけはなかなか治りません。笑

過去に統合失調と診断されたこともあるので、改善しにくいのだと思います。

今も改善のために専門家のアドバイスを元に様々な方法を試しています。

 

 

ちなみに、引きこもっている人の理由は様々なので、この話はあくまで私の場合の話です。

 

 

今回のブログで一番言いたいことは、治りそうに見えないくらい精神に問題がある人でも、その人に合致した治療法と出会うことができれば、必ず改善するということです。

 

昔の友達は、今の私に会うと別人過ぎて驚きます。私は変わってから何年も経っているので、昔の自分がどんな人間だったか思い出せなくなる時もあります。

それくらい人は変わります。

 

 

一番大切なのは本人の自覚。

専門家や専門書に頼ることも必須でしょう。

 

問題を自覚できない人には根気強く向き合う必要があります。

私はドン底に落ちるまで自覚しなかったので、難しいのはよく分かります。

 

死なない程度にドン底に突き落とすことも必要かもしれません。(…と、何かの本に書いてあった。)

 

 

精神が変わると、驚くほど自由で幸せな人生になります(^^)