まゆみの日記

本当の私の記録

日本人のコミュニケーション能力の無さが深刻

いつも通り、ただの素人のたわごとです。軽く読み流して、サッと忘れて頂ければと思います。

 

 

先日、昔、心理カウンセラーの資格を取得したスクールへ行ってきました。

 

そこではカウンセリング以外に心理療法やセラピーも実践的に学びます。

 

夫が仕事の人間関係に生かすためにカウンセリングを学びたいとのことで、そのスクールを紹介しました。

講師によると、カウンセラーになりたくてカウンセリングを学ぶ人は少ないそうで、私の夫のように仕事や私生活に生かしたい人がほとんどだそうです。

 

そのスクールの卒業生達とは今も友達で、プロのカウンセラー、セラピストになって大活躍している人もいます。

 

私はこんな体ですので、自分自身に活かしたり、身近な人とのコミュニケーションにこっそり役立てているだけで、仕事にはできません。

 

 

私が精神障害人格障害も持ちながら平和に暮らせるのは色んな場所で深く学んだからです。

 

 

日本人はカウンセリングというと心が病んでいる人だけが受けるものと勘違いをしています。

 

本当はカウンセリングは元気に社会で活躍している人にも大変有効です。

コミュニケーションや目標達成の助けにもなります。

海外ではカウンセリングを積極的に受ける人が多いと聞きます。

 

そういった面でも日本は遅れを取っています。

 

 

私はコミュニケーション心理学も学んだので、多くの日本人のコミュニケーション能力の無さが深刻な事件につながっているとヒシヒシと感じています。

 

学んだ人の多くが、日本の危うさを感じていると思います。

 

最近、児童虐待防止法(だったかな?)が、日本で導入されるとか何とかニュースで見たのですが、未だに日本ではそれが許されていることにゾッとします。

 

 

特に親から子への人格否定は深刻です。

 

コミュニケーションを身につけていない親が、知らず知らずに子どもの人格を破壊していることが多々あります。

 

最悪の場合、親子間での凶悪事件に繋がります。

 

私はそのリスクを抱えていたので、親とは離れて暮らすようになりました。今は大丈夫です。

 

 

私が仕事を教えている人が、親から人格を破壊された人で(本人からの話)、人の悪口や酷くネガティブな発言を繰り返し、行動も不幸になるようなパターンを繰り返してしまっています。

仕事も安定せず、経済的にも貧しいようです。

 

1年以上毎月お会いして、今はだいぶ落ち着いてきており、前向きさも見せてくれるようになりました。

仕事を教える時に意識的にカウンセリングやコーチングの技術は取り入れています。

 

ひたすら承認し続けたことで、少しずつ自尊心が育ってきてくれて前向きな行動が増えたと感じています。

 

1年でまだここまでしか行かせてあげられないのかと無力さも感じていますが…。

 

カウンセリングや心理療法などを学んでおくと、日常でこういった難しい人(パーソナリティ障害など)との接し方に気づけるようになります。

 

勿論、無理な人は無理です。

本人がどうなりたがっているか、私とどういう関係でいたがっているかは注意深く観察します。

 

夫の仕事は業界的に難しい人が多いです。会社のスタッフにも難しい人がいます。

それもあって、夫に早期に心理学やコミュニケーション能力を身につけることを勧め、カウンセリングを学ぶことに決めてくれました。

 

 

 

今の社会は情報過多で価値観も多様で、生き方の選択肢も増え続けています。

 

人間は「相手も自分と同じであって欲しい」という願望が多かれ少なかれあります。

 

日本は自分とは違う価値観の人間を受け入れられない人、違う価値観の人とコミュニケーションが取れない人が恐ろしく多いです。

 

ちなみに私は価値観が違う人は敵だと思っていました。それはコミュニケーションの取り方を知らなかったからです。

 

また、自分の心を押し殺して相手(親など)に合わせてしまう人も多い。自分の心が悲鳴を上げて病気になったり、心が育たなくなる可能性もあります。

私のように。

 

特に子どもは親がいないと死んでしまいますから、親から見捨てられないように必死になり、どんなこともします。

 

その結果、将来の人格障害にもつながります。

 

そんなことを多くの大人は知りません。

 

 

よくスーパーなどで親が子を叱っている言葉や態度を見るとゾッとすることが多々あります。

私から見たらあからさまな人格否定が当たり前に行われているのです。

子どもは自分が傷ついていることを自覚できません。

 

しかし、親も子どもの人格を否定しようとしてる訳でもありません。

 

親自身の世間体や子どもの将来を想って行動しているだけです。悪気が無いのが普通です。

 

私の親もそうでした。

 

親子間のコミュニケーション不能な環境で育った子は、昔の私のような破滅的な人生を送ったり孤独にさいなまれることも起こりえます。

 

人によっては犯罪に巻き込まれやすくなったり、悪友も増えがちです。……過去の私のように。

 

心と心のコミュニケーションが取れない親の元で育つと、本人もコミュニケーションが取れない人になり大人になって大変な思いをします。

……本当に大変だった。

 

 

様々なコミュニケーションの負の連鎖が日常的に目につくのですが、私にできることは限られています。

 

まずは私自身が幸せであり、相手を想ったコミュニケーションが取れる人であり続けたいです。

 

そして、家族を幸せにし、私達に関わってくれる人達を心から大切にしていこうと決めています。

 

 

仕事を教えてる超絶ネガティブで人生を諦めている人のことも、私は1ミリも諦めていません。

 

相手が自分の幸せを諦めている時は、私が変わりに信じ抜けば良いのです。

その人が、自力で前に進むことを信じ切っています。

本人は自分は駄目な人間だと思い込んでいますが、私には素晴らしい可能性がはっきり見えます。

 

子育ての経験はありませんが、子育てのような気持ちでいます。

 

 

また、よくわからない文章になってしまった。

 

とにかく、お互いの価値観の違い、人格を尊重し合い思いやりのあるコミュニケーションができる社会になっていくことを心から祈っています。

 

コミュニケーションは上手下手は全く関係なく、大事なのは心理関係なのです。

 

言葉が下手でも、ボキャブラリーが無くても、吃音とかあっても、声が出なくても、必ず素晴らしいコミュニケーションはできるようになります。