まゆみの日記

本当の私の記録

我が家のポチという名のハエ

我が家には数日前(もう1週間近くなるかな?)から住み着いているハエが1匹います。

 

1階から入ってきて、生活スペースの2階に上がってきたようです。

我が家の2階はベランダもなく、窓も小さくて網戸も簡単には開きません。

なので、逃がしてやるのも難しく、ハエも仕方なく居着いているようです。

 

ハエってうっとおしいですよね。

清潔な生き物には見えないし、ブンブン言うし、見た目も可愛くないし。

 

ハエが住み着いた最初の頃は、私の周りをブンブン飛ぶものだから、どうやってやっつけようかずっとイライラしていました。

 

最悪なのは寝ようとしている時。

これは殺意しかわかない。

 

すばしっこいものですから、やっつけようとしても逃げられます。夫婦で格闘しましたが、ハエをやっつける道具も無く、2日間くらい逃げ回られました。

 

我が家はほぼ毎日来客があるのですが、お客さんにも当然嫌がられます。

 

 

そして、とうとう夫婦で住み着いたハエを友達に認定することにしました。

名前をつけました。「ポチ」と。

 

ハエを見かけるたび、「あ、ポチだ」と言いました。

 

私の周りを飛び回ると、ポチが遊んでると思うようになりました。

 

ポチが夫の仕事の邪魔をしても、友達だから気にしません。

 

ポチをしばらく見かけないと「寿命を迎えたのかな?」と、ちょっと寂しく感じ、ポチが現れると「まだ生きてた!」と、ちょっと嬉しくなります。

 

 

友達に認定し、名前をつけたことで、あんなにうっとおしかったハエが可愛くなりました。

 

お客さんがポチをやっつけようとしたら「ポチをころさないで!」と、心の中で思います。笑

一応、お客さんにもポチは友達だと言っていますが、もし、やっつけられたら仕方ないと思っています。

 

やっぱり、ただのハエですから。

 

 

今日もお客さんがポチをやっつけようとする声が聞こえて「そっとしておいてほしい」と心の中で思ってしまいました。

何日か前は、私もやっつけようと躍起になっていたのに、あの醜い姿もブンブンうるさいのも愛おしい。ただし、ポチに限り。他のハエはやっぱり無理です。

 

 

ポチが自然と寿命を迎えるのを待っています。