まゆみの日記

本当の私の記録

病人の妊娠、出産の悩み

私の今の一番の悩みが出産のことです。

 

20年近く慢性疾患を抱えていますが、なぜか生理周期だけはほぼ正確で妊娠もしました。

 

妊娠して嬉しい…という気持ちはちょっとしかありません。

 

夫婦の間で子どもについては何度も何度も話し合ってきました。

 

もし、子どもが私と同じ障がいを持って産まれてきても構わないということも確認しました。

 

夫が子育ての中心になるということは子どもをつくる場合の最低条件です。

私がやる気が無いのではなく、現状、産むことができたとしても育てるのは困難がかなり多いのです。

 

夫が子育てに前向きでなければ、妊娠、出産はあり得ないことでした。

 

私が動けない時期は子育ても家事も仕事も夫1人でやってもらわなければなりません。

 

夫は子育ての問題だけではなく、場合によっては私の面倒も見ないといけないのです。

 

夫の負担は相当なものです。

 

そういった問題もあり、夫は私や子どもと関われるように起業をしました。

 

 

可能な限り、様々な子育てのサービスを探し、援助していただく必要があります。

比較的近くに住んでいる夫の両親にも甘えることも決めてます。

 

夫の両親は初孫なので可愛がってくれるでしょう。

 

 

何年も昔、同じような慢性疾患を抱える人から子育ての経験を聞いたことがあります。

皆、口をそろえて言うのは「なんとかなる」と、いうことです。

 

私よりも遥かに難しい障がいや病気をお持ちの方が出産された話も何度か耳にしました。

 

 

過去の悲惨な私の状況(過去ブログ参照)とは違い、妊娠、子育ての問題は手助けしてくれる人が何人もいるので、昔よりはなんとかなる気はしています。

 

 

問題は私と子どもの健康面です。

 

 

私は地域で評判の良い産婦人科に最初に行ったのですが、持病のこともあり対応できないと言われました。

 

そんなに難しい問題なのか?!と、思ったのですが、自分が病気なのだと意識した瞬間でした。持病を軽く見ていました。

 

妊娠中に病状が悪化した場合、対応できる大学病院へ通っています。

私は大丈夫だと思っているものの、何が起こるのか見当もつかないです。

 

 

子育て以前に、ちゃんと産めるのかわかりません。

 

自分自身の肉体さえ支えられない弱い体なのに、命を宿し続けることができるのか想像できません。

 

夫はいつも前向きに考えてくれています。

不安はあると思いますが、常にポジティブなところが夫の良いところです。

 

家事も以前より積極的にやってくれるようになりました。

 

 

体調はずっと良くないのですが、妊娠中が原因の部分と、いつもの体調不良が原因の部分があります。

フラフラして家の階段から落ちそうになるので、足元には気をつけています。

 

幸いなことに体調不良とは常に向き合ってきているので、体調の変化があっても冷静に対応できます。

精神的な問題の対処が得意なのも、精神疾患も抱えて良かったところです。

 

食事も日常的に管理していたので、妊娠中の食事制限は全く問題ありません。

 

何もかも夫の支えがあるからできることです。

 

 

病人が幸せに生きていくためには、人生のパートナーに誰を選ぶかはかなり重要な部分に思います。

 

自分1人ではあまりにも無力です。どんなに努力しても、健康な方とは天と地ほど状況が違います。

 

 

 

妊娠、出産は健康かそうでないかに関わらず、誰しも不安なものだと思います。

 

お仕事をされている方など状況によっては私には想像できないくらい大変かもしれません。

 

 

とにかく、今は無事に育ってくれることを祈るばかりです。