まゆみの日記

本当の私の記録

不器用な父と娘

私と父は意思の疎通の面で不自由があることが共通しています。

全然性格は違いますが、性質的には似ているのだと思います。

 

実家生活も慣れてきましたが、父のことが凄くしんどくて辛いです。

単にお互い不器用だから苦手なだけであって、大好きなんですよ。

 

好きな相手でも苦手な部分がありますよね。

そういう感じです^^;

 

父はいたずら好きの幼い子どもの心を持っていると思えば、父の意味不明な行動のほとんどが理解できます。が、めんどくさいし、しんどい。

 

あと、発達障害の特徴が強いので、そういう性質の人間だとあらかじめ思っておけば対処できます。良い意味で諦めもつくし。

 

父はとんでもなく神経質で色んなことに過敏すぎます。

父が過敏になってる姿を見て、私は父に過敏に反応します。笑

 

私も体の状況(ホルモンの状況)によっては小さな物音で過剰反応を起こすので、父の気持ちはよくわかります。

 

 

先日、父と買い物に行った時に電化製品を買ってもらいました。

…だいぶ前から父が電化製品を私に買ってあげたそうだったので、父に甘えるのが親孝行だと思いました。

 

父の愛情表現の一つに、子どもが欲しい物を買ってあげる、というのがあります。

子どもの頃の私はそれがわからなかったです。

 

不器用な父なりの愛情表現を理解してから、買ってあげたそうにしていたら、なるべく甘えるようにしています。

 

買ってもらって喜ぶところを見たいのかな。

 

 

電化製品を買ってもらった時、父と店員の会話を聞いてて精神的に疲れまくってしまいました。

 

父は言いたいこと(自分の家電知識の披露とか)を言ってるし、店員はお客さんだから話を聞いてあげるし、店員の質問と父の回答が噛み合ってないし、短時間で済む話が延々と続きました。

 

それを見ている私はどうしたら良いのか悩みました。

 

私の心の中はこんな感じ↓

店員さんも父の相手は大変だろなぁ…

父は店員さんと話して楽しいのかもしれないしほっとくのが一番かなぁ…

でも、日曜だから店員さんも暇じゃないし、私が間に入った方がいいのかなぁ…

 

と、悩み、父が気が済むまで店員さんと話をするまで待ちました。

 

父は不器用なだけで悪い人ではありません。

しかし、娘の私ですら会話するのはちゅうちょするくらい相手をするのは大変…。

 

 

父は私と同じで(いや、私が父と同じということか)精神が過敏すぎて人間関係はとてもしんどいようです。

定年退職してから引きこもりで、友達も全くいません。

 

私が子どもの頃から人付き合いはありません。親戚とも疎遠です。だから、私も親戚はいません。

 

私は自分の精神の過敏さ(本当にかなりキツイ)が無ければ、もっと自由に人と接したいと思っています。父もそうなのでしょうか。

 

ずっと昔、父が草野球をやりたがっていた話とか、覚えているんです。私の友達のことを大切にしてくれたりしていたことも記憶しています。

父の生き方は父が決めることですから、私が勝手に何かを想うのは違うと思います。

 

父が私が帰省して凄く嬉しがっているのを感じています。言葉では「さっさと帰れ」みたいに言ってるけど。笑

 

実家にいる間は、父のことがしんどくても可能な限り会話をしよう。

(私の精神障害が悪化しない程度に。)