まゆみの日記

本当の私の記録

言語障害があっても会話は楽しめる

私は自分が言語障害だと自覚したのは30歳を超えてからでしょうか。

自覚できない人は自覚できません。笑

 

接客業が何かしんどかったり、人間関係をうまく築けなかったり、色んな違和感はありました。

が、しゃべり慣れてないからだと思っていました。

 

読み書きが得意で学校の成績も良かったので、全然話さない(話せない)ことに気付かれませんでした。

クラスの子と自由に会話できる休み時間は私は苦痛でしかありませんでした。

 

そうやって、しゃべれないのは性格だと思い込んで30年も生きてきたのです。

 

しかし、ある時期、コミュニケーション(営業、心理学等)について真剣に学び続けたのですが、一向に話せるようになる気配が無いのです。

 

私はたまたま周りの人が優れているだけで、自分は普通だと思っていました。笑

 

自覚できるかできないかで人生は大きく変わるものです。

 

色んな人と接する中で、他の人が優れているというより私が何かおかしいとやっと自覚しました。

私ほど会話ができない人と出会ったことがないのです。

 

気付かない人は本当に気付かないものですが、周りの人の中には気付いていた人もいたでしょう。

「あなた言語障害よね」…と言う人も滅多にいませんよね。

 

会話に多少問題があっても、生活や仕事に支障がなければ問題ないことです。

吃音のある方とかは日常的に出会いますよね。

私の周りにもよくいます。

意思の疎通ができるなら、どんな個性があったって良い。

 

 

私は自分の言語障害を自覚してから、会話がこわくなりました。今まで話せていたことも話せなくなりました。

私が会話をしようとすると、相手に迷惑をかけると感じるようになりました。

黙っている方が皆のためだと思うようになりました。

 

そういった不安や恐怖心は今も克服できた訳ではありません。

特に夫の仕事の関係者や、私の言語障害がバレたら良くないんじゃないかと思ってしまう人が来たら、誰にも見つからないように隠れてしまいます。

 

でも、もし、私の友達が言語障害があったら何も気にしません。言葉が出にくいなら適切にサポートするでしょう。

それを迷惑とか面倒とは思わないです。

 

もし、友達の伴侶や家族に言語障害があっても、友達の評価が変わるとか変に思うとか絶対にありません。

 

皆、ただの人間。それ以上でも、それ以下でもない。

 

私の友達は、皆、私の言葉が出にくかったり、言い間違いが凄く多かったりしても、普通に接してくれています。少なくとも、私は他の人と同じように接してもらえていると感じられています。

 

今日も友達にちょっとした説明をすることが難しくて、随分遠回りしながらどうにか説明したいことを説明できました。辛抱強くしっかりと聞いてくれました。

それだけで意思の疎通ができたと感じて嬉しいのです。

 

私は会話をすることが不安で怖いです。

でも、会話は大好き。

本当はもっと色んな人と話してみたい。

人がとても好き。

 

私の経験上、私の話し方がおかしかったり遅かったりしても、私の目の前で嫌な顔をした人は1人もいません。

 

会話とは必ずしも正しい日本語、適切な言葉や固有名詞は必要ないようです。

スラスラ話せないなら、単語だけでも良い。

私は単語だけもよくあります。単語しか出てこない時があるから。

 

大昔、キャバクラで働いていた時、いつも外国人と間違えらました。凄く辛かったです。

今なら外国人のフリをしてお客様を楽しませるでしょう。笑。ネタだよね!笑

 

どんな人もただの人間。

 

私も、もう少し勇気を持って人と会話していきたいです。会話は楽しい(^^)