まゆみの日記

本当の私の記録

自信がつけば人は変わる

いつも通り、私の個人的な経験に基づくゆるい話です。

 

私は障がいや育った環境の影響で自信、自尊心がまったくなかった人です。

かなり改善しましたが、今も弱い方だと思います。

 

夫は私と真逆で自信の塊です。

 

色んな人を観察してきて、自信がある人とない人で、能力に差はほとんどないと感じています。

 

しかし、自信がある人の方が成果を出していることが多いように感じます。

自信がなくても成果を出せる人もたくさんいますが。

 

例えば自信のない私と自信満々の夫で同じことをやった時(料理とか)、結果はたいして変わりません。

しかし、自信のない私の場合は、行動を起こすまで時間がかかったり、夫に任せてしまったりします。

任せた結果、自分でやった方が良かった…と思うこともあるのですが、笑、自信がないからやれない。

 

こうやって、行動のチャンスを逃しやすく、チャンスが減ることで成果も逃します。

 

また、夫はうまくいったらますます自信をつけますが、私の場合は、うまくいっても反省点を探したり、ダメ出しをして、うまくいった事実をたいしたことがないと考え、自信にできません。

これはなかなか治りません。笑

 

 

自信のつけ方は色々あるので、専門の本とかを読むと良いと思うのですが、今の私は自信をつけさせる側になっています。

 

自信がない人の気持ちは、自信がなかった人にしか分かりません。今なお自信がない部分があるからこそ、相手にも伝わりやすい言葉を渡せます。

 

 

自信がない理由も様々です。

 

日本人は自信のない人が多いように思います。

古いままの学校教育や、親が教育が与える心理的影響に無知のまま子育てをすることも問題です。

 

失敗を頭ごなしに否定されたり、自分で考えて行動して承認される経験を積み辛い教育環境にいます。

 

ありのままの自分を承認される経験も少ない。

 

叱った理由を適切に伝える力がなかったり、他人と比較したり、子供の人生を勝手に決めたり、そんなことをやっていたら弱い人間になりかねません。

 

 

多くの大人が、夢を諦め、目標を小さくし、自分には無理だと考えています。

 

失敗や他人の評価を恐れ、今の人生に満足している振りをします。

 

 

例えば興味があれば起業は誰でもできるし、正しく学べば誰でも成功のチャンスがあります。

これは間違いありません。

 

しかし、多くの人が興味があるのに自分には真似できないと諦めています。

興味がないなら問題ありませんが、興味があって、できたらいいなぁ…と考えているのに、やる前から諦めているのです。

適切な勉強すらせずに!

 

 

恐ろしいことだと思いませんか。

 

 

私がここ数ヶ月、仕事を指導している秘蔵っ子(?)がいます。

能力が高いのに自信がなさすぎる上に、ネガティブな思考パターンが根深く、悪いことばかり考えてしまうようです。

 

他人に否定されることや失敗を過度に恐れ、仕事の進みも非常に遅いように感じました。

失敗しないように徹底的に裏付けをするまで一歩も動かない人でした。

 

しかし、副業をやって生活を改善したいという願望がありました。

 

その人はわずかな希望と、なけなしの勇気を振り絞って私のところへ相談に来てくれました。

何度も、何度も話を重ね、やっと実行することになりました。

 

そして、どんなに体調が悪くても、秘蔵っ子のために指導をすると決めて早数ヶ月。

驚くほど成長しました。

 

1日で終わることを1ヶ月以上かかっていたのに、今では熱心に仕事を進めています。自信もつき始めています。

ネガティブな思考パターンも、仕事の邪魔をしなくなりました。

 

難しい仕事なのですが、秘蔵っ子の能力ならできると私自身も信じ続けました。どんなにネガティブな言葉を聞いても。

副業なのでいつ辞めてもいいことなので、継続してくれるかどうかは最初は賭けでした。

 

 

秘蔵っ子に自信をつけさせるために、コミュニケーションは物凄く丁寧に行いました。

自尊心も低い方なので、否定は一切せずにネガティブな思考パターンを改善させていきました。

 

一貫して承認し続けたことで、数ヶ月で別人になっています。

言葉が明らかに変わってきて、自信を見せ始めました。以前なら失敗すると酷く落ち込んだのに、今は落ち込みません。

 

秘蔵っ子の実生活も変わってきています。

 

秘蔵っ子は、諦めなければ確実に望む結果を出せるでしょうし、諦めさせないのも私の仕事です。

私には絶対に真似できない天才的な能力があるのです。

 

 

と、私自身が療養中で何もできないので、誰かを応援することが私の仕事の一つです。笑

コーチやコンサルタントになるつもりは一切ありません。

 

 

実は私自身が、かつて起業した時に先輩起業家に自信をつけてもらった経験があり、それとほとんど同じことを秘蔵っ子にやっています。

 

当時、私が一番感動したのは、私がどれだけ自信がなくても、先輩起業家が私の成果に自信を持ち続けてくれたことです。

私に対する自信がウソや勇気付けるためのうわべの言葉では無かったのです。

本気でした。

 

それがあったから、私は自信が持てるまで努力し続けました。

結局、体調が悪くなって継続できなかったのですが、その時に得た感覚は消えることはありません。

 

本気で相手の人生が変わるくらいの成果が出るように考えたら、うわべのコンサルタントみたいなのでは意味ないし。経験上。

 

 

相手のことを不安に思っていたら、それは相手に伝わります。

相手のことをテキトーに考えていたら筒抜けです。

自信のない人ほど、そういうものに敏感です。

 

私の母は酷い心配性でした。不安障害と言っても良いくらい。

毎日、毎日、些細なことで私のことも心配し、どんな失敗もさせまいとキツく叱ったりしました。

 

 

不安は相手に伝染します。

もし、不安に感じても自分の感情に対して毅然とした態度で接し、本気で相手を信じ抜く覚悟が必要です。

 

夫の仕事に対しても信じることしかやっていません。

昔は仕事に余計な口出しをしてしまっていましたが、今はほぼ放置です。

起業したり、経営についてたくさん勉強したり、経営者の友達が多いので、夫の仕事のまずさが見えてしまいます。

下手な口出しをやめてから、成果も伸びた気がします。

 

 

自信は大人になってもつけられます。

その結果、得られるものは凄く大きい。

 

分かりやすい成果を出せば自信がつくというものではありません。

 

毎日の小さなことの積み重ねで、自信の土台ができあがってきます。それができたら、揺るがなくなってきます。

コツコツと小さな積み重ねで得た自信の方が失いにくいように感じます。

 

 

自信は他人につけてもらうものでもありません。

 

他人に自信をつけられられた人より、自力で自信をつけた感覚のある人の方が揺るがない。

 

秘蔵っ子も自力で自信をつけられるようにコミュニケーションを取った結果、短期間で大きく変わったのだと思います。

 

「自信持ってね♡」みたいなのは本物の自信になりません。いや、人によるのかな。

 

 

大人になったら、自信は自分自身でつくっていくものです。

 

やり方は色々あるので、本などを参考に!

 

このブログに書いてあることと、専門家の言ってることが違ったら、正しいのは専門家の意見です。

私はただの病人です。