日本では知られていない障害
昨日は夫に近所の牧場へ連れて行ってもらいました。
少し歩いて良い気分転換になりました。
牧場は住んでいる場所より山の中にあるので、暑いながらも過ごしやすかったです。
私は日本ではあまり知られていない障害を持っています。
地元の大きな病院で病名と症状を言っても伝わりませんでしたし、多くの医者が知らないようです。
私は遠くの病院へ通っています。
日本で一番最初にこの障害の治療を始めた病院です。
しかし、遠いので夫が時間がある時しか通えず、今ちょっと悪化してます。笑
自己管理はできるものの、妊娠中の管理は想像したことがなかったので、手間取っています。
8月中には病院へ行けるでしょう。
日本では知られていない障害は私が抱えているもの以外にも多数存在するでしょう。
そういったものは他の障害とされたり、原因不明とされてしまいます。
私の障害は知られていないなりにも、一部の医者の活動で広まりつつあるようです。
私の通う病院も、本やインターネットで知識を得た患者が多く訪れるそうです。
妊娠後、最初に行った地域の産婦人科では私の障害のことは全く知識が無く、医者がおどおどしてしまいました。笑
よくあることなので特に気にしてません。
今は最先端の大きな病院に通っています。
私の障害のことは産科の医師も多少ご存知でしたが、対処法はあまりご存知ないようでした。
産科だから、そりゃ知らないでしょう。
でも、なんとなくご存知だということは、さすが最先端の病院だと思いました。
病院内で精神科と内分泌科に行くために紹介状をもらって来るように産科の医師から指示されていますが、どちらの病院も遠い上に夫が忙しく、今月中になんとか行きたい…という感じです。
精神科だけでも近所に良い病院があればいいのですが、今のところ心当たりはありません。
精神科はたくさんの病院へ行った経験があるので、病院選びはとても難しいと感じています。
薬をもらうだけなら近所で良いと思いますが、対処療法の薬が欲しいのではなく、治したいので遠くまで行くのです。
私は死にたくなるくらいで理性が残っているなら、薬以外の対処法でどうにかなります。(実行する危険があれば薬が必要)
私のようにあまり知られていない障害を持っている場合、主治医も治療が手探りだったりします。
そのことは主治医から最初に教えてもらっています。
だから医師と話す時間も長く、私も対等に話せるように知識を蓄える必要があります。
残念ながら私の頭脳では知識を蓄えるどころか、昨日の晩御飯も覚えてなかったりするんですけど…
今の病院の前に、別の病院に通っていましたが、医師とフィーリングが合わないので転院しました。
その前の病院では私が治りにくいことに首を傾げていましたが、その原因は今の病院でだいぶ解明できています。
転院後の方が遥かに健康状態も良くなりました。
どんな病気でも同じですが、医師の能力や経験、治療方針によって治療の進みは大きく変わります。
同じ障害でも医療費も病院によって違いが出てきます。高い方がいい訳ではありません。
なんらかの不調を抱えて、病院へ行っても改善しない場合、日本では知られていない障害の可能性もあります。
必ずしも日本は医療の先進国ではありません。
分野によって、遅れを取っているものもあります。
しかし、一部の医者が海外の医療について学び日本に持ち込んでいる場合があります。
日本で行われる一般的な治療とは違う治療法を行い成果を上げている病院もあります。自由診療の場合高額になりますが、出せる金額なら治る道を選択したいものです。
今の病院で改善の見込みが無いなら、あらゆる角度で自分の身体を考えてみるべきです。
私自身、自分の診断結果や体の異変を疑いまくって、やっと今の障害にたどり着きました。
もし過去の医者を信じていたら、私は今も酷い精神疾患だったでしょう。
なぜか日本は健康に対する意識が低いです。
近年は高齢化もあって健康に関する話が多く出てくるようになりましたが、それでも企業が儲けるための戦略に乗っかっているだけで、心から健康を想う人が少ないように感じます。
昔に比べて有益な情報も増えてはきましたが、最先端の知識が一般に広まるのは何年も後のことです。
私が昔から当たり前に知っていることも、今ニュースになると最先端の知識として報道されます。
知ってる人はもっともっと昔に知っていますし、知る方法もいくつもあるのです。
健康情報なんて知らなくても健康でいられる人は良いのですが、心身が健康ではない人がどれだけ多いことか。
正しい病名と治療法を知った後からも戦いは続きます。
私の場合、通院が一番の強敵です。笑
行きたくても自力では行けない!
でも、私の身体を理解してくれる人達がいてくれると知っているだけで、物凄く心強いですよ。
夫に自分の運命を任せるしかありませんが、夫に背負わせてしまったことの重さを思うと胸が痛みます。
夫はなぜ障がい者と結婚して子どもをつくるという大変な選んだのか、今度、じっくりきいてみよう。