まゆみの日記

本当の私の記録

妊娠の中絶と流産

少しずつ体調もマシになってきて、わずかながら家事もできるようになってきたところです。

家の中が酷い状況なので、笑、無理せずがんばろうと思います。

 

先日、いつもの産科へ行って、子どもが育たないことがハッキリしました。

以前から育ちが遅いと言われていましたので、覚悟はしていました。

 

年齢も35歳はとっくに超えていますし、流産の可能性が高いことは分かっていたので、特別な感情はありません。

普通のことだと思います。

 

むしろ、妊娠できることを確認できたと考えると前向きな気持ちです。

 

 

私は遠い昔、中絶をしたことがあります。

順調に育っていましたが、私と元彼の状況に問題があり中絶をしました。

 

その時の悲しみに比べたら、今回の流産はたいした問題ではありません。

 

健全に育ち、生きているのに殺さないといけなかったのとは違い、流産は自然なことです。

 

 

中絶した時の元彼とは年に1回は連絡を取っています。

分かれてしばらくはお互い二度と連絡を取らない気持ちでいましたが、沢山のことを一緒に経験した仲ですので、今は親友のように本音で相談し合える仲です。住んでる場所が遠く離れているので、会うことはありません。

 

ちなみに夫はこのことを結婚前から知っています。

 

 

その元彼は、奥さんと不妊治療を行い全くうまくいかないことにとても苦しんでいます。

 

高額な治療費を払い続け、進展もなく、精神的にもまいっているようです。治療費のために貯金も使い果たし、車も売ったと言っていました。

 

今年の初め頃に、次の治療でダメだったら養子をもらうと話していましたが、どうなったのかまだ聞いていません。

 

何年か前、その元彼と昔中絶したことについて話し合いました。元彼が不妊治療を始めた頃だったと思います。

 

元彼は、子どもができないのは、過去の中絶のせいで何か呪われているんじゃないかと考えたようです。

そう思ってしまうくらい悩んでいたようです。

 

私と元彼にとって、大昔の中絶の経験は今でも重いのです。

 

 

私の方は次の妊娠のために前向きです。

 

その前に手術が必要なので、後日、医師から何をどうすれば良いか教えてもらいます。

入院が必要なので、お金がいくらかかるのか不安です。

 

私は子どもの頃から多く医療費がかかる人でしたので、どんなことであっても、自分のために医療費を多く使うと精神的にまいってしまいます。親にたくさん文句を言われたからでしょう。笑

手術どうこうではなく、お金の方が気が重い。

私の弱点です。

 

余計なことは意識しないように気をつけています。

 

 

夫は私よりも10歳近く若く、望めば若くて健康な人と結婚できるでしょう。

夫は結婚前から子どもが欲しいとずっと言っているので、年齢も健康状態もリスクがある私の子どもでなくてもいいんじゃないかと思うこともあります。でも、夫は障がい者であろうが、私と共に生きたいようです。

有り難いことです。

 

でも、障がい者の私からすると、私のせいで苦労しているのを見ると辛くなる時があります。

夫は苦労を苦労と思ってないらしいですが。

 

夫は、もし、自分達の子どもが産まれなければ養子を迎えることも考えているようです。

しかし、嫁の私が健康じゃないのに、養子は迎えられるのでしょうか??

自分の子どもですら、健康上、子育てはかなり難しいだろう…と悩んでいるのに。

 

 

今回の妊娠、流産のことで、私は少し成長できたように思います。

 

夫と子どもについて沢山のことを話し合いました。

名前や子育て、子どもの将来のこと、どんな家庭にしたいか、毎日のように話し合いました。

 

その過程で自分の生き方について考える機会もありました。

 

だからこそ、やっと、妊娠や子育てに対して、以前より前向きになりました。

 

子どもが産まれた場合の未来も少し想像できたから、障がい者として不自由でちょっと退屈な人生も少し華やかに見えました。

 

 

私達夫婦は全く子どもがいない人生になるかもしれません。

それは、それで2人で人生を楽しもうと夫と話し合いました。

 

私達はパートナーと共に生きたいのであり、子どもは絶対ではありません。でも、極力欲しい。

子どもの存在が、パートナーとの暮らしがより一層幸せなものになると感じるからです。

 

子どもがいる夢を見れたことを嬉しく思います。

次の妊娠を目指してがんばろう。

まずは手術!