障害年金を知らない人が多い

先日、夫とお世話になっている社労士さんと打ち合わせをしました。

障害年金の更新のためです。

その時、社労士さんと色んな話をしました。

私は年金関係は社労士さんにお願いしています。

書類や手続きが分かりづらいからです。

とても志の高い社労士さんで、私も夫も信頼しています。

社労士さんによると、障害年金の制度を知らない人がまだまだ多いそうです。

私自身、長い間知りませんでした。

化学物質過敏症やうつ病、１型の糖尿病、他にも医者ですら障害年金の対象になることを知らない病気や怪我などが多数あるそうです。

医者は治すことが専門ですから、年金のことに詳しい人は少ない。

社労士さんのところには、自力で調べて障害年金の申請をしたものの、受給できない結果になった人が多く訪れるそうです。

誰が見ても障害年金の対象になるのに、書類の書き方にミスがあるだけで年金をもらえなくなります。

一度、障害年金の申請をして不支給になると、再申請は大変だそうです。

医者は障害年金のための正しい診断書の書き方を知らない場合が多く、診断は正しいのに、書き方が間違ってることがあるそうです。

医者がミスが無いように社労士さんは診断書を確認してくれます。書類にミスがあれば社労士さんが医者に直接間違いを伝えてくれます。

そんなところが大事なの？！…という部分が重要なようです。診断は間違いないのに、小さなことで年金を受け取れないとしたら、あまりにも悲しい。

自力で徹底的に調べて申請して年金を受け取れる方もいらっしゃいますが、そうでない場合も多いようです。

特に精神疾患や一部の疾患は難しいようです。 

社労士さんでも障害年金の申請が通らないこともあるくらい難しい疾患もあるそうです。

社労士さんが、どんな症状の方が障害年金の申請に来られるのか話してくださいました。

悲惨な病気や聞いたことがないような病気、難病や、よく耳にするけど年金が受け取れるとは想像できない障害もありました。

障害年金を受け取れる病気や障害は多岐に渡ります。

だから、自分自身や身近な方が健康上の問題で生活が困難な場合、社労士さんに一度相談してみる価値があります。

相談だけなら無料ですし、申請をお願いしてもお支払いするお金は受け取る年金の中からお支払いできます。

社労士さんに出会わなければ1円も受け取れなかったと考えると安い金額です。

私は自分の状況が複雑だったため、社労士さんにお願いするしか選択肢がありませんでした。

更に当時は体調が悪かったため、社労士さんにも多大なるご迷惑をおかけしました。

おかげさまで社労士さんとは仲良くなり、年金以外のことも相談できる仲です。

私がお世話になっている社労士さんは金額も安く、とても親切で一生懸命です。心から使命感を持ってこの仕事をされているように感じます。

どこの誰なのか書きたいのですが、一応、匿名ブログなのでここでは書きません。

私は障害年金の更新があります。絶対に治らないと断言できる障害は更新は無いはずです。

社労士さんとも話しましたが、健康で働くことができるようになれば年金は全く必要ありません。

私が望むのはお金ではなく、自力で稼いでいける健康です。

もし仮に毎年1億円もらったとしても、自由に動ける体である方が遥かに幸せです。

比べ物になりません。

健康とはそれほどかけがえのないものです。

しかし、健康が叶わず生活や仕事が困難な状況であれば、障害年金は助けになってくれます。

私が社会に恩返しをする番が必ず来ます。

健康になって社会のために活動できたらこの上ない幸せです。