まゆみの日記

本当の私の記録

堂々と家から出ない日々

今日、親友と電話していたら私は家からほとんど出ない生活を6年近くやっていたことに気付きました。

何年経ったかなんて忘れてしまったよ。

 

6年ほど前に高額な対処療法をやめて、自分の体を受け入れようとし始め、悩み苦しみながら社会と関われない生活を送り続けました。

 

親友に「6年間もコロナに備えて家から出ない訓練をしていたんだな」と、笑われました。

 

仕事も遊びも大好きな私にはこの6年は辛いことばかりでしたが(体も辛いし)、親友に笑ってもらえたことで、気持ちが凄く楽になりました。

 

コロナ前は家から出られないことに複雑な気持ちがありました。外で働いていたことがあるから、家で休むことに罪悪感もあるのです。

 

しかし、今は家から出ない方がほめられます。

家から出ないことに関しては私はエキスパートです。

 

 

親友はメンタルの強い人ですが、外出自粛生活に精神的にまいっていると話してくれました。

 

自粛生活で気苦労されている方は多いことでしょう。

 

私と似たような生活をする人が増えたと思って、不謹慎ですが自粛中の人たちに仲間意識を覚えます。

 

 

コロナ後の日本はどうなるのか想像できませんが、日本人は思いやりがあって心も強いと信じています。

最低限生きていくためのことは、もっと助け合っていけると信じています。

 

 

自営業の友達はコロナで仕事ができず今月の家賃を払えないと言っている人もいますし、身の回りには経済的に困っている人は少なくないです。

事業を店舗からオンラインに移行しようと試行錯誤している友達もいます。

会社員の友達はコロナを経験して、副業を始めようと言っていました。

 

 

普段、外で働いている友達は、家にずっといることで気持ちが落ち込んでくると皆言います。

経済的な不安や、普段当たり前にやっていることができないストレスは大変なことと思います。

 

私は家から出られなくなるのは覚悟の上で治療をやめましたが、コロナの場合は突然、家から出るなと言われたのですから、ショックも大きいはずです。

 

しかし、私も家にいることに慣れてしまっただけで、6年間、落ち込んだままなのかもしれません。

 

 

新型コロナウイルスの影響で、私も含め多くの人が自分の人生を見つめなおしていることと思います。

 

 

私はコロナに気をつける以外は普段と変わらない生活をしており、コロナ後も今と変わらない生活かもしれません。

 

だからこそ、困っている友達を助けられないかと自分のつたない能力と微々たるお金の使い道を考えています。

 

緊急事態宣言の最中だからこそ、友達と連絡を取り合う機会が増えました。

 

会うことができなくても、心は繋がっていると感じます。

 

 

医療従事者の方々には私は日常的にお世話になっています。先生や看護師さん達が健康に過ごされていることを祈るばかりです。

 

家から出ない、これだけで病院を助けられるのです。

今まで役に立たなかった私の特技を存分に活かせる時です。

 

最初で最後の特技発揮であって欲しい!