まゆみの日記

本当の私の記録

妊娠と流産の夏だった

今週のお題「夏を振り返る」

 

今年の夏は奥深い夏でした。

妊娠したのは夏前で、流産が確定したのが8月。

そして全て子宮から出て行きました。

 

結婚してから待望の妊娠で、子ども好きな夫はとても喜んでいました。

 

結婚後何年かは私の健康状態が悪く、妊娠出産は少し諦め気味でした。

近年、体調も良くなってきたところです。

 

妊娠中は不安も多かったですが、夫婦で乗り越えてきました。

 

夫と生まれてくるはずだった子どもの名前を考えたり、子育てのことを話し合ったり、楽しい時間もありました。

夫はベビーカーやチャイルドシートを早々と買おうとしていました。笑。早すぎでしょ!?

 

名前も候補をいくつも考えました。誰でも読めて小学生でも書ける字にしようと決めました。

 

子どもの将来のことも話しました。もし、子どもが交際相手を連れてきたらどうするか…とか、凄く気の早いシュミレーションも楽しかったです。

 

毎日、毎日、我が子のことを夫婦で沢山話し合いました。

 

その中で、流産や子どもが障害を持ってしまうかもしれないことも話し合ってきました。

 

私は病弱な障害者で高齢出産でしたので、流産はある程度覚悟していました。

だから、流産は比較的すんなりと受け入れられたと思います。

 

 

しかし、友達の妊娠は心の底から喜べませんでした。妊娠を聞いたのは流産したタイミングだったので、ショックで頭が真っ白になりました。

仲のいい友達で妊娠3ヶ月くらいでの公表でしたので、本当は嬉しいはずなのに…。

 

カバンに妊婦のマークをつけていて、複雑な気持ちになりました。

 

冷たい自分が嫌に思いましたが、心の底から他人の妊娠出産を喜べるのはもう少し時間がかかると思います。

 

お腹の大きな女性や赤ちゃんを見るのも辛いです。

 

夫の同級生は20〜30代前半の健康で若い奥さんの夫婦が多いので、近年赤ちゃんが生まれた話もしょっちゅう聞きますし、2人目以降を妊娠中の人もいます。

 

…今の私は聞きたくない話です。

 

 

私は妊娠のことを親や友達には話していません。

生まれてくるまでそっとしておいて欲しかったからです。

結果的に流産のことも誰も知らないし、今後無事に子どもが生まれるまで誰にも話しません。

 

 

私の友達は子どもが何人もいる人が多く、年上の友達だと子どもは成人しています。友達は40歳前後が一番多いかな。

 

生まれてきてくれれば、後は相談できる人が沢山いるので安心だなぁと思っていました。

 

 

若くて健康な夫に、子どもを産んであげられなかったことは少なからず辛かったです。

 

流産が決まってから、夫が他の女性と結婚していたら早く子どもができていただろうなぁ…と何度も悩みました。

今は、私を結婚相手に選んだ夫が悪い!…と、開き直っています。笑

 

 

私はたった1回の流産で、他人の順調な妊娠を見るのが嫌になっていますが、私の周りにはガンで子宮を摘出した方や不妊治療に苦しむ方もいます。

妊娠できるだけで有難いことです。

 

中には妊娠できても流産を繰り返してしまう方もいらっしゃると聞きます。

今後、無事に出産できるのか、今は祈るしかありません。

 

 

終わったことは仕方ない!

子宮が回復したら、次の妊娠に前向きです(^^)

 

妊娠のために健康管理もますますしっかりやろうとしています。

 

生まれてくれさえすれば、子育ては支えてくれる人が沢山いる環境です。恵まれています。

 

でも、産むのは私にしかできません。

責任のようなものや、使命感のようなものを感じてしまいます。

今回の流産で、夫は私をしっかりと支えてくれました。だから、今後も大丈夫だと思います。

 

この夏の経験で子育てにも前向きになりましたし、夫婦の仲もますます良くなりました。

生まれてこなかった我が子のことも一生大切にします。