まゆみの日記

本当の私の記録

あおり運転をする人達

私は元々運転が好きで、昔はよくドライブをしていました。

今は健康上の理由で運転はできません。

 

最近よく話題になるあおり運転ですが、夫とドライブをしていると、乱暴な運転をしている人をたまに見かけます。巻き込まれたらたまったものではありません。

そういう人を見かけると、親の死に目に間に合うために超急いでいる、と、思って気の毒に思うことにしています。

 

 

昔の私は恥ずかしながら、いわゆるDQNと呼ばれる人種のど真ん中でした。

ですので、昔は、普通にあおり運転をする人達が周りにいましたし、それをおかしいと思いませんでした。おもしろがっていたと思います。

まさしくダメな人間の典型例です。

 

今の私は自分の努力や周りの人達のおかげで、かなり真っ当な人間になったと思います。たぶん。

友達も心優しい素晴らしい人達がほとんどです。

 

 

社会のルールを逸脱したり、かなり勝手な理由で他人に危険を及ぼしたり、反社会的な行動をおもしろがる人たちも、普段は優しい人です。

いわゆる、根は良い人ってことですね。

 

赤ちゃんの頃から反社会的な人はいません。

人間の本能の中に愛があります。

しかし、生まれ持った性質や家庭環境などの問題でDQNは誕生します。

極一部の親は除いて、子どもにDQNになってほしいとは思って育てていません。

 

私から見たら、DQNになったのは本人のせいじゃない、と感じます。自己弁護ではなく、多くの人を観察して感じたことです。

本人のせいじゃなくても、本人の強い意志と継続的な努力でしか改善できません。

 

 

あおり運転などの危険運転をする人達の中には社会的地位のある裕福な人達も少なくありませんでした。

フェラーリなどのスーパーカーを所有していることもあります。

 

車に乗るとアドレナリンが止まらなくなるのか、平気で他の人を危険に巻き込みます。

 

自分は許される、自分は特別だと勘違いをしている人も多い。勘違いも甚だしい。

自意識過剰で被害妄想が強すぎたり、自己顕示欲が強すぎたり、アンバランスな人間が多いです。

 

 

私の過去の友人には危険運転で逮捕された人もいます。

仕事で大変な苦労をして経済的に成功したのに、逮捕されてどうなったことか。

それこそ、根は優しくどちらかというと気が弱い人でした。仕事以外は意志が弱い人で、コンプレックスも見え隠れしていました。

自分は許されると勘違いした結果の危険運転だったと思います。

 

他には逮捕歴のある過去の友人が、度々危険運転をしていたのを記憶しています。しかも、良くない薬物を使用した上なのでかなり悪質でした。

過去の私はそれをおもしろがっていたので同罪です。

友達は昔は真面目で一生懸命な性格だったはずなのに、何かをキッカケに別人になってしまいました。たぶん、変な恋人ができてからかな?

家庭環境にも恵まれず、寂しい子ども時代だったと聞いています。

 

私は根はいい奴だと知っていたので、その友達のことがほっておけず世話を焼いていましたか、反社会的な人達との関わりが大きくなったのを見て、距離を置きました。

何もできなくて悔しかったのを覚えています。

そもそも、DQNの私がDQNのために役に立とうとしても本質的には役に立たないどころか、共依存になっちゃうんじゃないかな。

 

 

後、見た目は悪そうなのに、話すと凄く真面目で優しい人で、でもやっぱり運転すると悪い(弱い)部分が出てくる…とか良くあるパターンです。

私が見た目と中身は必ず一致すると考えている理由の一つです。

 

 

みんな根は優しくて良いやつ。

浅い付き合いだと闇の部分は見えないこともあります。

 

むしろ、根っからの悪は私は出会ったことが無いです。根っからの悪なら、DQNど真ん中だった過去の私でも近寄りません。

 

 

ただの愛着障害やパーソナリティ障害だと言ってしまえばそこまでなのですが、本人達の中に自覚も制御もできない空虚さ、愛情への飢え、激しい欲求のようなものが隠されています。

 

自覚も制御もできないからこそ、適切に対処できずに激しく苦しむ結果、他人を不愉快にしたり危険に巻き込むことで発散されてしまいます。

 

本人の無意識がどれだけ悲惨な状況にあろうが、他人の命や生活をおびやかしたら決して許されることではありません。

 

制御できない感情はとても厄介です。

私は今も狂気のような感情を抱えていますが、コントロールできる程度に改善しています。

 

どんな問題も世界中で研究され、改善策が存在しています。

 

 

 

あおり運転の厳罰化は当然のことと思いますが、あおり運転をしてしまう人達の心の奥底にアプローチすることが根本的な解決になります。

 

厳罰化で心にブレーキをかけることができたとしても、一部の人だけです。

 

あおり運転に限らず、日本はDQNを生み出す仕組みを持ってしまっています。

それを変えない限り、悲惨な事件、不愉快なことは減ることはないです。

 

あおり運転が厳罰化されて減ったとして、次は全く別のところで問題が増える可能性もあります。

 

 

私がまっとうになっていた過程で沢山のことを経験しましたが、大人になってから人生を変えてくれるもの(人)に出会うことは簡単ではありません。

本当は簡単に出会えますが、キッカケをつかめなかったり、信じて良い相手を信じられない場合もあります。

 

私はDQNと区別できる人は嫌いではありません。本人そのものではなく、そうなってしまった環境に問題があるからです。

かといって、裏表のない良心的な人達と同じ土俵で付き合うことは難しい場合もあります。

 

それでも、見捨てることはありません。めんどくさいけど。笑

 

 

私が過去にたくさんの人に迷惑をかけてしまった事実は消えません。

 

過去を気にせず今の人生を楽しむ方法もあるのですが、私は世の中のために自分の命を使うつもりです。

 

なので、早く動ける程度に健康になりたいんですけど、相変わらずの体調です。

昔のように車を運転したり、毎日のように色んな人と話せる日が来るのを待っています。